インド便り19: メガラヤからバングラデシュを望む

ちょっと順番が変になってしまったのですが、11月に会議があってメガラヤに行きました。シロンとチェラプンジです。

シロンは夢のように美しい街で、面白い方々ともたくさん知りあえました。1980年代に六本木で黒服だった人とか。。。面白すぎました。2月に行く予定だったのですが、行けなかったので来年また行こうと思います。

チェラプンジ(現地ではSohraで、イギリス時代にこう呼ばれるようになりました)は世界一の降水量をほこる街です。びっくりするぐらい降るそうですが、11月は乾季なのでとってもお天気がよかったんですが。。。気象学者さんたちと一緒だったので、めちゃくちゃ雨に関心を持ちました。皆さん、子供みたいに雨が大好きなんですよね。雨嫌いの私も雨もいいかなぁと思えるようになりました。

私が住んでいるマハーラーシュトラ州のプネーはムンバイと高速道路で結ばれています。3時間くらいなので近いんですが、プネーとムンバイは全然気候が違うんですよ。高低差がすごいんです。ムンバイからプネーに行く時、西ガーツ山脈を登るんです。そこは本当に美しいです(特に雨季!)。で、雨がすごいんです。雨季にはアラビア海からモンスーンがやってくるんですが、それが山にあたってものすごい雨を降らせるんですね。それが見たくて雨季の間にずいぶんバス(シブネリという州のボルボACバス)で山越えをしました。スリリングー。すごい雨で全く前が見えないので、ほんと、怖かった。トイレ休憩でトイレ行くだけで全身ずぶ濡れです。それにしても、うんちゃん、すごいテクニックです。雨好きにはここもマスト・スポットだったらしく(雨季をめがけて雨好きが来るらしいですよー)、この経験を話したところもれなく気象学者さんたちに仲間として迎えられました〜(多分)。

それはそうと、バングラデシュのデルタ地域と丘陵地域のインド・メガラヤ州はとっても面白いコントラストでした。チェラプンジからバングラデシュが一望できるんですよ。午後だったので水蒸気が多く、もやってましたが、バングラデシュが美しかったです。写真はそれです。

それにしても、18世紀にここを登ってやってきたイギリス人ってなんかすごい。。。ちなみに、ギリシャ人やアルメニア人、フランス人もです。