インド便り13: Sawai Gandharva Bhimsen Mahotsav

1ヶ月ほどお便りが遅れてしまいましたが。

プネーでは12月にSawai Gandharva Bhimsen Mahotsavという古典音楽のフェスティバルが開かれています。プネーだけではなく、各地から多くの人が集まります。

椅子席と地べた席があるんですが、地べた席は席とり合戦が繰り広げられて、日本のお花見の席とりのような感じです。こちらではブルーシートではなくベッドカバーですが。16時開始ということで15時に行ったのですが、すでに時遅し。ベッドカバーとベッドカバーとの隙間に座っていたら、「そこもうちの陣地よ!どいてよ!」と言われ、やむなく端っこの方に移動。

端っこの方もいつの間にか満席に。家族連れ、友人同士、カップルなどなど色んなグループがいました。年配の女性が一人で来ている姿も印象的です。写真がうまくないですがこんな感じで皆地べたに座っています。

16時から23時頃まで続くので、屋台もたくさん出ていて、お祭りですよね。

チケットはこれまでオンラインで買えなかったのですが、いきなりの紙幣問題で主催者側は急遽頑張ってオンラインでも買えるようにしたそうです。

私が行った日は、シタールとサロードのグプタ兄弟やフェスティバルの名前にもなっているビンセン・ジョーシーの息子と孫(ボーカル)も登場。お孫さんは確か13歳で、翌日の黒帯の試験を控えているという文武両道?男子でした。

ボーカルを何時間も聞き続けるというのは(しかも地べたに体育すわり)、私には厳しいかと思っていたのですが、けっこう大丈夫というかむしろ楽しかったです。最後にタラナが来ると思うとウキウキしますね。

私の友人の間でも話題になっていたのですが、最終日に日本人のサントゥール奏者Takahiro Araiさんが登場しました。私は行けなかったので残念。ものすごいハイレベルの音楽家が集う場に呼ばれるなんてすごいことですよね。その時の新聞記事がこちら