2014年ティラナ出演公演「インド舞踊・音楽・琵琶語り」

2014年10月12日(日)にかずさアカデミアホール(木更津)で開催された公演に参加しました。
私達の第二の活動拠点である木更津で、沢山の出会いの輪が広がり、そのご縁で、今回の参加が実現しました。ティラナにとっては、亡き師・小澤陽子の音が、音楽家の皆さんのご尽力で、美しさと親しみをもってよみがえった舞台でもありました。

≪新たな出会い・・そしてご縁≫
出演者の皆さんをご紹介しましょう。

  • 薩摩琵琶奏者・平喜世さん

本公演を主催されました。琵琶語りを中心に幅広くご活躍。ティラナのメンバーの友人であり、ティラナの公演にもいらしてくださる大切なお客様です。今回は平さんからたくさんのご縁をいただきました。

  • サロード奏者・関口祐一さん

関口さんのサロードの音色は、オープニングで平さんの篠笛と優しく呼応し、そして、琵琶語りを静かに熱く盛り上げてくれました。何とも美しく力強い空間のなかに観るものを誘うようでした。

私達の師・小澤陽子も生前、逆瀬川さんが繰り出す太鼓のリズムで踊ったものでした。また、オディッシーダンスのレジェンド、グル・ケルチャラン・モハパトラの来日公演で伴奏をつとめた方です。すごすぎます!!

辰野さんのオリジナル楽曲サロメは、小澤陽子の振付けで一つの創作舞踊作品となりました。初演はダルパナ・アカデミー・ジャパン時代の2002年。赤坂・草月ホールでした。その後もずっと踊りつづけてきた、亡き師への思いがたくさんつまった曲です。今回、ティラナとして初共演となりました。

  • エスラジ奏者・島田博樹さん

島田さんのエスラジの音色に思わずうっとりしてしまうこともしばしば。島田さん、そしてエスラジという魅惑の楽器との出会いに感謝です。

  • 仏画作家・星川朝子さん

本公演のフライヤーを製作されました。本当に心が洗われるようなお姿。平さんがイメージした今回の公演はこういうものだったのだと観るたびに感じます。星川さんの仏画とともに祈りの姿がお客様に届いていると嬉しいです。星川さんは、平さんや逆瀬川さんの共通のお知り合いだそうです。ご縁ですね。木更津という場所で古典音楽の大先輩方と繋がることができ、そして、ライブで踊るという贅沢な機会を持つことができ、私達はなんて幸せなのでしょう。私たちの活動は、多くの人との出会い、そしてその人達との輪で支えられているのですね。改めてそう感じました。

 

<<大切なお客様へ>>
ご来場くださった沢山の皆様。皆様とひとときを共有できたこと、心か

ら感謝申し上げます。ここから新たなつながりが生まれてくるのではないかと期待しつつ。また、お会いできることを楽しみにしたいです。