10年目の命日

今日は小澤先生の命日です。あれから10年経ちました。

 

私はあの時大阪で仕事をしていたのですが、妙な胸騒ぎを覚えたので、朝東京に戻ることに。

「今日帰ります。会えますか?」

先生「いいよ。」

しばらくして、、、

先生「ごめん。具合悪くなっちゃった。明日でいい?」

「分かりました。明日またメールします!」

このやりとりが最後になってしまいました。その日の午後、先生は帰らぬ人に。とてもとても暑い夏の日でした。

 

1985年から日本でインド古典舞踊家として活動して22年。まだまだやりたいことはあったはず。それを叶えることは私たちには到底できませんが、踊りを続けていることがせめてもの供養になるのではと、10年の節目に改めて感じます。

sayaa